ホットハッチが作りたい 9
今週は予告通りヘッドライト周りを仕上げてみた。
ついでにテールのコンビネンションランプも。
最近の車って、ヘッドライトの形状が把握しずらいよね。
まるで女性のXXみたいで、分けがわからない。
手にとって観察するわけにも行かないし、
僅かな写真と勘に頼るしかない。
というわけで、雰囲気だけはなんとか出せているかな。
その昔ヘッドライトの形状と言えば
シールドビームといわれる丸型か長方形(横長)の2種類だけだった。
1980年代に入ると、ハロゲンヘッドランプが普及して
その後1990年ごろから異型ヘッドランプと言う
多角形のヘッドランプが登場しデザイン的にも自由度が増した。
ただし構造的にはアルミの反射鏡に拡散レンズの組み合わせという
旧態依然とした内容だった。
この時代は、おいらも
愛車トレノのヘッドランプをシールドビームから
社外品(BOSCH)のハロゲンヘッドランプに交換したりして結構楽しんでいた。
因みに自分の周りにはCIBIE派、MARSHALL派、BOSCH派がいた。
いい時代でした。
1990年後半ごろから、プロジェクタヘッドランプが登場して
ヘッドランプのデザインにも大きな変化が現れた
現在では、ディスチャージやLEDも登場し
反射鏡はあまり機能的な意味を持たなくなり
車の個性を強調するためのアイテムになり変った。
とはいえ、プロジェクタやHIDは上級グレードの話で
普及グレードは相変わらずハロゲンが一般的だよね。
ただし拡散レンズだけは、
反射鏡の加工技術が発達した現在ではその姿を消したようだ。